2023年10月21日土曜日

オリキャラの話

容姿

グレクロの子供、ということで、初めは「髪と目の色がクローディアに似ている男の子」を考えていた。

子供とグレイが旅をするという設定は最初から決めていたので、子供が男の子だと「無口で無愛想だが心根は優しいお父さんと子供」という、『獣の奏者』の「探求編」「完結編」の丸パクリ状態だなあと思った。というか、子供のキャラがジェシと被ってしまって修正が利かなくなった。

『GUNSLINGER GERL』のヘンリエッタが好きということもあり、「お父さんと小さな女の子」って萌えるなあと思い始め、子供が女の子という話も考え始めた。で、いつしかそちらの方にのめり込んでいった。

女の子だったら、髪と目の色はグレイと同じにしようと思ってそうした。イラストを描いてみたら思ったより可愛くなった。



 名前

初め、先に述べたように『GUNSLINGER GERL』に出てくるヘンリエッタが好きなので、「ヘンリエッタ」にしようと思っていた。
でも、あまりにまんまなのもなあ、フランス語読みの「アンリエッタ」か、『GUNSLINGER GERL』で「ヘンリエッタ」の元になった「エンリカ」のどちらかにしようか、と思い始めた。

同作品から「クラエス」か「アンジェリカ」もいいなあと思ったが、結局やめた。

女性冒険家の名前(ウィキペディアで出てくるようなの)から取ろうとも思ったが、どうもピンと来ない。
もしくは、「エリス」をもじった名前か、たぶんエリスの元になったであろうギリシャ神話の「アルテミス」から取った名前(アルテミシアとか)か。と思ったが、これもいまいち可愛くないなと思った。

結局、昔世界史で習った「エンリケ航海王子」(ただし、この人本人が冒険家だったわけではないが)の女性形だし、響きが可愛いから、という理由でエンリカにした。

『GUNSLINGER GERL』にもエンリカは出てくるが、名前以外はそちらをイメージしたわけではない。

0 件のコメント:

コメントを投稿

『蛍と約束』こぼれ話

  『蛍と約束』本文 作中の「踊り好きの娘」の話は、インドネシア民話「おどるパンダジア」(『ブレーメンのおんがくたい』国際版少年少女世界童話全集16 収録)をモチーフにした。 パンダジアという踊りの好きな娘が、踊りに出掛けたことで怒った父親から家を追い出される。そこへ、パンダジア...