2023年10月12日木曜日

言い間違い

 他人の言葉の間違いがいちいち気になる、という面倒くさい性格をしている。

「それを言うなら○○だろう」とか、「助詞が間違っている」とか。自分でも鬱陶しい性格だと思うが、気になるものは気になるのでどうしようもない。

自分だってかなり言葉を間違えて覚えているというのに。小説を書いていて、そういえばこの言い回しはこういう意味でいいのかとネット検索すると、覚え違いが判明するということがよくある。あと、「本来は間違っているが、間違えて使っている人が多いので近年そちらの意味も認められてきた」というものの「間違っている方」しか知らなかったり。

こんな私だし、他人様の作品の悪口を言ってはいけないと分かっていても、それでもあえて言いたい。

ラブシーンで「接吻」と書くべきところを「口吻」としている作品をいくつか見かけた。
頼む!そこは「接吻」だ。「口吻」は「口先(くちさき) 。口もと。転じて、物の言い方。話し方。口ぶり。」だ。せっかく今まで素敵な文章でラブラブで、一番いいところだというのに!「接吻」が「口吻」になっていては台無しだ。…という具合にいちいち心の中で叫んでしまう。

私もラブシーンの一番いいところで言葉を間違えないようせいぜい気をつけたい。

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  『ゆうべ見た夢』(R-18) 地元のラジオ番組でかなり昔(四半世紀くらい前)に紹介された、「子供に夫婦の営みを見られちゃった事件」を参考に書いた。 (以下、センシティブな表現を含むので読みたい人だけどうぞ)