工藤ノリコの絵本『ノラネコぐんだん』シリーズが2歳児(誕生日が来ると3歳になる子供)クラスの部屋にある。
ご存知の方もいらっしゃるだろうが、このシリーズ、毎回犬の「ワンワンちゃん」が営む様々な食べ物の店に、ノラネコぐんだんが夜中に侵入→商品を食い散らかした挙句、なにかしら事件が起こり「ドッカーン」と大爆発→店が壊滅→ワンワンちゃんにノラネコぐんだんが叱られる というのが大まかなあらすじである。
3歳5か月のKくんは、このラストのやり取りを気に入り、保育士がワンワンちゃんの「あなたたちは、こんなことをしていいとおもっているのですか?」という台詞を読むと、
「おもってないましぇん」(ノラネコぐんだんが「おもってません」と答える部分)
と答える。
当初は「おもいましゅ」と言っていたらしいが、担任に「そこは“おもってません”だよ」と教えられ、以後は「おもってないましぇん」と答えるようになったらしい。ちなみに、この後ワンワンちゃんは「では、わるいことをしたとおもいますか?」と問い、ノラネコぐんだんは「おもいます」と答える。そこはKくんも「おもいましゅ」と答えている。