作中の歌はアイルランド民謡『サリー・ガーデン』 ( Down By The Salley Gardens)に歌詞を付けたもの。
原曲(イェイツが書いた詩)は切ない恋唄だが、吉原幸子の連作『Jに』をイメージして子守歌にしてみた。『Jに』は吉原幸子が赤ちゃん時代の息子をモチーフに書いた詩で、赤ん坊の愛らしさと我が子への情を見事に描いた作品。
最近、薄田泣菫の随筆『草木虫魚』を読んで「こういう詩的な文章が書きたい」と思った。美辞麗句を並べようとして上滑りしている気もするが、文章を書く気力が湧く自体は悪いことではないと思う。
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